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葉落ちしたベンジャミンは観葉植物として再生可能でしょうか?

ベンジャミンは暗い所に置くとあっという間に落葉するトピアリー仕立て(ボンボリ形)のベンジャミンは新築祝いなどによく贈られる観葉植物です。お祝いにベンジャミンを頂いて、喜んでいたのもつかの間、葉がごっそり落ちたところに、贈り主の訪問を受け、慌てた方も少なくないでしょう。観葉植物の中ではベンジャミンはストレスに弱い方です。生産者の所で、かなり明るい場所で育てられていたのが急に住宅の中に持ち込まれたら、大なり小なり落葉します。特に留守がちのお宅で、2~3日も薄暗い所に置かれたら一気に落葉します。このはげ坊主になったベンジャミンの木は再生可能でしょうか? 答えは季節によってはYesです。これから春、夏を迎える時期なら、かなり回復し約1年で鑑賞に堪える姿になります。しかしこれから秋になり冬になる場合はNoです。というのは室内の照度と温度ではでベンジャミンを最初のように豊かに芽吹かせるのは、ほとんど不可能で屋外に出すしかありませんが、ベンジャミンは日本の屋外では冬越しできませんので、冬になる前に回復しなければ諦めるしかありません。もちろん冬の間、家の中で保管し4月中旬から外に出してもいいわけですが、見苦しい木を一年以上面倒見ることになり、かなり辛抱強い方でないと無理でしょう。

ベンジャミン再生のポイント

一年以上かかって購入時に近い姿に戻る ①べジャミンの鉢を直射日光の当たらない、屋外の明るい場所に出します
葉を伸ばすだけなら直射が当たったほうが成長が早いのですが、再生して家に取り込む時に、また落葉します。この点から、直射日光の当たらない北側やひさしの下にある南側の屋外のほうが好適です。右の写真は上の写真の状態から1年半後の写真です。但し、既に季節が8月を過ぎている場合には、直射日光を当てても、寒くなるまでに葉が十分に出ません。
②葉の落ちた枝を刈り込む
多少葉が枝の先端に残っていても、ねじられた幹の分岐点から15cm位のところで刈り込んでしまいます。そこから新しい枝が伸びてきますので、ある程度葉が茂り始めたら、丸くなるように刈り込みながら育てます。


※剪定時の注意

 葉を着けたい枝には葉を数枚残して剪定する

剪定する場合トピアリーの下半分はなるべく大事にして残します。植物は上へ上へと枝を伸ばしますが、下の方にはあまり葉を繁らせません。そこで下の方の葉は残しておかないとトピアリーが球状になりません。また、上半部の剪定でも葉を完全に刈り込まず、枝ごとに数枚残すようにしないと、その枝自体が分岐点から枯れてしまいます。右図の赤で囲んだ枝は葉が着いていませんので、付け根から枯れることになります。

2018年02月25日
観葉植物(インテリアグリーン)のポトス
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