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クリスマスローズの花の目安的分類

園芸品種として出回っているクリスマスローズと呼ばれる花には12月~2月に咲くニゲル(ニガー、ノイガー)種と3月~4月に開花するオリエンタリス種があります。本来のクリスマスローズであるニゲル種の花には白系しかありませんが、オリエンタリス種はいろんな品種が交配されているため、花弁の形、花色が実に多彩で、しかも開花時から花が終わるまでの間にも色変わりしてゆきます。そのためオリエンタリス種のクリスマスローズは一言で花の色、形を的確に表現するのは極めて困難です。とはいえ花を売買する場合には困りますので、一応の呼び方があります。目安的なものではありますが、大体の色、形は想像できます。

花の形状3種

シングル(一重)、セミダブル(半八重)、ダブル(八重)の3種があります。クリスマスローズの花は一重、5弁が基本形です。花弁と見えるものは実はガク片が変化したものです。咲き進んでもこの部分は落ちず緑色になって最後まで残ります。それはともかく下を向いて咲くパステルカラーの花の素朴な味わいは寒さの残る光の春にふさわしいものです。最近の品種では花の中心に、雄しべが変化してできた小型の花弁があるセミダブル、八重咲きのダブルも開発されています。

花の色、模様

花色は開花時から花芯が雌しべだけになる咲き終わり時まで刻々と変化します。最初はピンクや赤など鮮やかな花も最後は黄緑になります。したがって花色はあくまで開花直後の色ということになります。写真をご覧になっても分りますが分類はあくまで便宜的なものであって中間的な、どちらともいえないものもあります。


≪スポット≫
小さな斑点がそばかすのように散っています。白系の花びら散ったピンクやエンジの斑点は白人の少女の頬に散るそばかすのようです。
≪フラッシュ≫
スポットが密集して星のように見えます。
≪ブロッチ≫
花弁に濃い模様。
≪アイ≫
花芯部の花弁に丸い濃い模様。
≪ピコティ≫
覆輪。花弁の周囲が濃い色で縁どられます。
≪ベイン≫
花弁の葉脈が色素で網目のように浮き上がって見えます。
≪バイカラー≫
普通5枚の花弁は同じ色ですが、2色の花弁があるものです。
≪ネクタリー(黒)≫
コインのような花芯にある蜜腺が濃い色でになっているもの。ダークネクタリーともいいます。
≪ネクタリー(ゴールド、白)≫
上記の蜜腺が黄色のもの。

 
シングル(一重)
 
セミダブル(半八重
 
ダブル(八重)
 
スポット
 
フラッシュ
 
ブロッチ
 
アイ
 
ピコティ(覆輪)
 
ベイン
 
バイカラー

ネクタリー(黒)
 
ネクタリー(白)
2018年05月21日
観葉植物(インテリアグリーン)のポトス
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