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T001 ベンジャミンの管理方法 |
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ベンジャミンは観葉植物の中でも人気の高い品種ですが、お買いになっても実際に、うまく管理されている方は少ないようです。ベンジャミンはインドからマレー半島の原産で、暖かくて適度な湿度と、日射を好む植物ですが、観葉植物としては光量の少ない室内でもかなり耐えてくれます。その意味で、かなり丈夫な木ではあります。しかし放って置いておいては長持ちしません。 1.よくある失敗談 @葉がどっと落ちてしまった A葉っぱにベタベタするものがついて弱ってきた @の原因は暗いところに置いた、冷房の風が当たった、水を切らしてしまった、ということが考えられます。Aの原因は風通しの悪い場所に置いた、暖房ガンガンの部屋に置いたという事が考えられます。こちらは直接的にはカイガラムシの繁殖が原因で、それを助長する環境においたことで一挙に大繁殖に至ったということです。 2.ではどうすればよいのでしょう? A.丈夫な品種を買う。 ベンジャミンには大きく分けて、緑色の葉のものと白や黄色の斑の入った葉の斑入り種があります。かなり明るい場所に置ける場合以外は斑入り種はお勧めできません。緑の葉のものにも「照り葉」と「リッチ」という2品種がありますが、前者の方が強健です。「リッチ」は葉がライム色で明るいので好まれますが、やや耐陰性が弱く葉を落し易い傾向があります。「照り葉」を購入しても問題がなくなるわけではありませんが、問題に対処し易くなります。しかし実際に店頭で照り葉を買おうとしてもリッチしかなく選択の余地がないこともあります。お客さまはどうしても明るい葉色の木を好まれますので、リッチしか仕入れないことが多いようです。 B.木にストレスを加えない ベンジャミンはストレスに弱く、例えば水をやり忘れ、カラカラに枯らしてしまった、冷房の風を当てて急に冷やした、買ってきてすぐ、薄暗い室内に飾った(光量不足)というように環境を急変させると落葉します。これは病気でなく樹体を守るための自己防衛反応です。落葉することで葉の維持に要するエネルギーを倹約し、同時に水の蒸散を防いでいるのです。室内の明るさにしても生産者の所では葉を沢山つけるために屋外に近い明るい場所で育てていますから、それに比べたら、家庭や事務所はたいていの場合、暗すぎます。葉の量と明るさは対応していますから、その部屋の明るさに応じた葉の量になるまで落葉します。特に光の届きにくいスタンダード仕立の中心部はスカスカになってしまいます。でも結論を言えば、観葉植物としてのベンジャミンはある程度、葉を落した姿からその一生が始まるのです。最初の段階はなるべく明るい窓辺において部屋の明るさに慣らし、全落葉などということにならない様注意します。ここで多少葉が落ちるのは仕方ありません。 C.定期的消毒が必要です 「ベンジャミンにはカイガラムシが発生するもの」と考えてください。最初から木のどこかに潜んでいるか、外から飛んできます。これを防ぐには定期的に殺虫剤を散布するしかありません(2〜3週間に一度位)。商品名でいえば住化タケダ園芸のベニカDスプレーが便利です。殺虫剤散布は必ず屋外(ビルなら非常階段の踊り場など)で風上から行います。室内では健康に害があります。 こうしてもオフィスなどで連休のため締め切り状態が続くとカイガラムシが発生することがあります。ベタベタの分泌液が着いたら外に出し、なるべく早めにホースで水をかけ水洗します(冬の寒い時期は厳禁)。水が乾いたら葉や枝をよく観察し、薄緑や茶色のごま粒、小豆粒のようなカイガラムシを指の爪先で取ります。よく園芸書には「ブラシでこすり落とす」などと書いてありますが、そんなお上品なことでは根絶できません!枝や葉と保護色になっているので最初は見落としやすいのですが慣れれば、やつらの姿を見破ることができるようになります。一応取り終わったら、ベニカDスプレーを散布します。一度処置しても、安心して放置するとまた発生します。2週間に一度の薬剤散布を忘れないようにしてください。そんなものだと思えば大した作業ではありません。 お祝いなどでベンジャミンをプレゼントされる場合に殺虫剤を1本つけて差し上げると、とても喜ばれます。 |
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