ロックウールは家庭園芸にお奨めの優れた発芽、育苗資材

皆さんはロックウールというものをご存知でしょうか?直訳すれば、発がん性のある「石綿アスベスト」と誤解されそうですが、それとは全く別物です。元々、壁の断熱材として使われている材料ですが、園芸資材としてもバラの育苗などプロの園芸農家で広く使われてきました。 ロックウールは育苗材として優れた性能をもつため、プロばかりでなく、趣味の園芸にも大いに活用出来ます。

 ロックウールは玄武岩と高炉スラグを高温で溶解、遠心力で吹き飛ばして繊維状にしたものです。これに水を吸わせ植物を育成すると水のpHをちょうど植物が好む弱酸性に保つ「緩衝作用」があります。保水性、通気性が良く、高温で作られたため元々無菌で発根性が良く、発芽性の悪い種子や球根、挿し木の成功率が高くなります。繊維間の程よい隙間は根が生長進出していくために好適です。育苗後はそのまま土に植えれば、徐々に分解して土壌改良剤となります。価格も安価ですから是非、お試しください。イチゴ、トマトの水耕栽培の培地としても使われます。

ロックウールによる綿花(アメリカワタ)の育苗例

ロックウールブロックで発芽させたアメリカワタの種子ワタつまり綿花は本来、繊維をとるための農作物でしたが戦後の一時期を除き現在は全量輸入です。しかし花も美しく結実したコットンボールもアレンジなどに使われ最近では観賞用草花として栽培されています。ワタは高温を好む植物ですから、5月下旬から6月上旬に種まきします。ワタはいったん発芽してある程度の大きさに育てば丈夫ですが、種子が発芽するまでに腐ってしまうことが多くて、土に直まきすると半分くらいしか育ちません。また土にまくとナメクジにやられて全滅することもあります。ところがロックウールでやると8割以上の成功率です。ロックウールブロックに播種して室内で発芽させ約10cm位育ったところで鉢に移し土植えします。畑に植えるなら4号鉢である程度大きくして定植すると順調に育ちます。梅雨時の過湿が嫌いですから、鉢を軒下などに移し雨が当たるのを防ぎます。定植時の注意点は根が切れやすいので根鉢を崩さないよう慎重にやることです。 ロックウールブロックに種子を入れる時の注意点は種子のとんがっている方を上に向けることです。逆さまにすると芽が下の方から出てUターンして上に伸びてきますので途中で引っかかってロックウールの表面に出られなくなります。 ブロックは鉢皿やバットに並べ深さ5mmくらい水を張って双葉が完全に展開するまで育てます。この頃にはロックウールブロックから根がはみ出すように出てきています。


ロックウール商品例3種です

  • ロックウールブロック(3×3×3cm、60個入)
  • ロックウールポット(10×10×10cm、3個入)
  • ロックウールポット(7.5×7.5×7.5、4個入)

家庭園芸用育苗用ロックウール商品

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