家庭菜園モグラ注意報
春が近づいてくると、家庭菜園をやっている人には頭が痛い問題が起こります。モグラ君です。家庭菜園ではなるべく化学肥料を使わず有機栽培をしているケースが多いようです。こうするとミミズがたくさん発生して植物カスや生ごみの残渣を食べ、その糞で土を富栄養化し、団粒化します。団粒化とは細かい土の粉を糞の粘液で固めて団子状にすることです。こういう土は水はけと同時に保水性も良く、植物の根にとって理想的環境になります。ところが、このミミズを狙ってモグラがやって来るのです。
日本にはコウベモグラとアズマモグラがいて日本列島を二分しているそうです。関東にはアズマモグラがいますが、このモグラ君、とても大食漢です。特に春から夏に出産しますので、これから必死で食べまくります。堆肥を入れ耕した畑はミミズが多く、柔らかくて掘りやすいので絶好の餌場です。ところが植えつけられた作物は折角根が伸びようとしているのに、その足元を掘られたのではたまったものではありません。今植えている玉ねぎの苗もこれでは大きくなれません。
では、どうしたらいいのでしょう。正直言って打つ手がありません。モグラを寄せ付けないモグラ忌避剤もありますが、これはナフタリン主成分の非農地用で農地に使ってはいけないものです(農薬取締法)。残念ながら現在、農地に使える忌避剤は開発されていません。モグラを捕獲するモグラ捕獲器というのもあり、当店でも置いていますが、正直言ってこれは畑のモグラのトンネルに仕掛けるもので、そんなことしたら作物がダメになって本末転倒です。たとえ、そうして一匹だけ捕まえててどうします?たぶんモグラを捕まえて飼育したい人のために開発されたのでしょう。
私のやっていることは、トンネルを見つけたらすぐ埋めてつぶすという原始的な方法です。これは猫の額の家庭菜園だからできることで広い畑なら不可能です。本当に困りました。どなたか天然の忌避剤たとえば、ニンニクの汁をまいたら(たぶんこれはダメでしょう)とかの情報がありましたら教えてください。





